2022年記事一覧
優しい家7~広島の建築設計ブログ~
広島の建築設計事務所「かんくう建築デザイン」のブログをご覧いただき、ありがとうございます。
今回は浴室の続きのお話です。
私が広さ以外にアドバイスする点は、扉と手摺。
写真はメーカーが出してくれる図面で、赤のマーカーが扉、青が手摺です。
ユニットバスの一般的な扉は折れ戸ですが、赤のマーカーの扉は3枚の引き戸で2/3開く扉です。
片引き戸でも同じぐらい開くのでどちらでもいいのかもしれませんが、左右どちらからでも開ける事の出来る3枚引き戸をお勧めしています。
青のマーカーが手摺です。
写真では3か所付けており、浴槽から立ち上がる用、シャワーヘッド兼用の手摺、そして扉から入ってすぐの手摺です。
扉から入った時の手摺ですが、一般的にはタオル掛けになっていて、体重を支える構造になっていません。
これを手摺に変えてタオル掛け兼用にすれば、壁づたいでも手摺を持って安全に浴槽まで移動が出来るという形です。
ちなみにこの扉からの手摺、L型にして浴槽をまたぐ時用の手摺にする事もあります。
ただその時は浴槽の蓋を収納する場所を工夫する必要があり、少々不便になってしまいます。
まぁこれはその都度お客さんの年齢や状況を考えて、アドバイスしています。
今年も味噌づくり~広島の建築設計ブログ~
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我が家では毎年味噌を造っているのですが、昨日来年分の味噌を1壺ほどつけました。
土曜日の夜、2キロ分の大豆を水に浸すのですが、かみさんが買ってきた大豆を見ると表面が青い。
商品名は「青大豆」と書いてあり、調べてみると低糖質の大豆との事。
大豆はもともと低糖質の食物だと思うので、普通の大豆と大した差は無いと思いますが、ネットで調べて初めて様々な種類の大豆がある事を知りました。
作業は日曜日ですが、午前中は打ち合わせなどの仕事でしたので、味噌づくりは午後からです。
さて作業ですが、まず単純に煮ます。
親指と小指で挟んで簡単に潰れるくらい煮るのですが、およそ3時間ぐらい。
煮終わると30度ぐらいまで冷ますのですが、家の中だと冷めるのも遅いので、鍋ごと外に出して放置しました。
ある程度冷めた所で、潰す作業です。
昨年までは大豆を大きなビニールに入れて、足踏みで潰していたのですが、今年はちょっと違います。
毎日生ジュースを飲んでいるのですが、そのジューサーの部品を一部替えることで繊維もろとも潰してくれることが判明。
という事で、この度は機械の助けを借りてつぶしました。
やっぱり足とは違いますね。
均一に、粘土のように潰してくれました。
潰した後は、米麹と塩を入れ、まぜまぜ、まぜまぜ。
それを一握りの団子状態にして、壺の中にたたきつけます。
これはどうやら大豆と大豆の間に空気が入らないようにする作業らしいのですが、果たしてどの程度効果があるのかは疑問です。
ただ昔からの作業工程なので、その通りにさせて頂きました。
最後に上にラップをして、床下収納へ。
後は1年間放置です。
元々何かを造るという事が好きな私ですが、出来る限りお店で買わずに自分たちで造るという楽しさという事に、なんか豊かさというものを感じます。
大工工事も終盤へ~広島の建築設計ブログ~
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昨日「安東の家」の現場に行ってきました。
現場では、木工事の最終段階に入っており、キッチン前カウンターの製作中でした。
私がよく設計する形ですが、以前と大きく違うところがあります。
それはコンセント。
写真をご覧頂くと分かるのですが、天板の下の長いスペースの両サイドに穴が開いている箇所があると思います。
そこにコンセントを付けるのですが、これはスマホや固定電話の子機等の充電用と考えています。
最近は掃除機も充電ですし、コンセントの位置と何用かを考えておくことが、とても重要な時代になってきました。
そんな「安東の家」、内部では今日から塗装工事に入っており、外部はそろそろ足場が取れる時期になってきました。
優しい家6~広島の建築設計ブログ~
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今回は浴室のお話です。
私も設計を始めた当初は、在来浴室と言われるタイル張りの浴室派だったのですが、今ではすっかりユニットバス派となっています。
理由は暖かさ。
ユニットバスが断熱材でくるまっているのと、浴槽の下にも断熱材が張られていますので非常に暖かく、浴槽に蓋をすれば朝になってもお湯のままです。
この性能は在来浴室では出しにくいので、今ではユニットバスばかり採用しています。
お客さんとショールームに行きアドバイスする中でも、お客さんの年齢によってポイントを替えています。
まず一般的なユニットバスは1616と言われる1坪タイプですが、出来たら1620と言われる1.25坪タイプが望ましいです。
ですが実際には間取りや価格で1616にする事が多いです。
ちなみに1616と1620の違いは洗い場の広さ。
基本的に浴槽の大きさは同じです。
この洗い場の広さが、将来的に重宝するかもしれない介助者スペースに活用できるからです。
とびしま海道~広島の建築設計ブログ~
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今日はとても冷たい雨が時折降っていますが、9日の日曜日はとてもいいお天気でした。
前日、かみさんとサイクリングに行こう!という事で、蒲刈のとびしま海道に行ってきました。
安芸灘大橋を渡った所の駐車場に車を停め、自転車を出して出発。
まずは下蒲刈。
下蒲刈にある観光スポットをのんびりと散策し、次は上蒲刈へ。
橋を渡った所にあるお店で昼食を取り、あとはひたすら海沿いをこいで一周してきました。
ところどころにある無人販売所がいいですね。
この季節だからでしょうか、小振りなミカンがたくさん入っているのを100円で購入しました。
他にもレモンや里芋もありましたねぇ。
この日走行した距離はおよそ30キロ。
ちなみに橋を次々と渡った端にある岡村島までおよそ30キロ。
この日走行した30キロでけっこう疲れたので、岡村島を目指してGO!という勢いで行かなくて良かったです。
もし目指していたら、たどり着いても帰ってくる気力がわかないかもしれません。
そんな春の気配を感じる休日を満喫してきました。
優しい家5~広島の建築設計ブログ~
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今回はキッチンのお話です。
座って調理されたい方や車いすの方向けに、収納部に足を入れることが出来るキッチンがあります。
既製品でもありますし、福祉施設で造り付けで作ったこともあります。
座って調理が出来る!というのはメチャクチャ魅力的ではありますが、デメリットはキッチン本体の収納が少なくなってしまう事。
そこで「小屋浦の家」ではキッチンの後ろや横に造り付けで収納を設けました。
どの程度調理器具を持っておられるか、また食料品のストック量は?など各家庭で違いますので、その辺りをお聞きしながら、下が空いているキッチンを採用するようにしています。
現場の様子~広島の建築設計ブログ~
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年末には「何日まで仕事です?年明け何日から仕事です?」とよく聞かれました。
自宅兼事務所にしている私にとって、その辺りはとてもあやふやで「まぁ元旦と2日は実家に帰ったりするので休みます。」と答えていますが、今日から現場も動き始めました。
写真は「安東の家」。
これの目的は断熱ではなく、遮音。
真上には音楽ルームがあり、その音楽が1階に届きにくくしています。
もちろん音楽ルームの壁や天井にも遮音のための断熱材を入れており、グルっと囲う形にしています。
いよいよ現場も動き始め、今度は足場が取れるのが楽しみです。
新年はのんびりと
新年明けまして、おめでとうございます。
今年もかんくう建築デザインやHP・ブログなど、よろしくお願いいたします。
一番良かったのが、30、31日と息子と娘が帰ってきて、久しぶりに4人で過ごすことが出来た事。
結構頻繁にLINEでやり取りはしているのですが、顔を合わせるのは久しぶりでしたので、仕事の話などゆっくりと顔を合わせて聞くことが出来ました。
ちなみに元旦になるとすぐに地元の神社に初詣をし、その日の日中は私の実家に兄弟親族が集合。
我が家の犬も連れて行きましたので、のんびりと海岸を散歩してきました。
こんなのんびりとしたスタートでしたが、今年はどんな一年になるでしょう。
見えない未来に不安になるのではなく、ワクワクする日々を送りたいと思います。
それでは今年もよろしくお願いいたします。