最近のマイブーム

広島の建築設計事務所 かんくう建築デザインのスッキリする入隅日々設計をしている私は、ここ1,2年のマイブームとして、いかにスッキリと見せるか、という事にこだわっています。

設計者である私も人ですから、好みもあればマイブームもあります。

いかに室内をスッキリと見せるか、という事については、現場では「線を消す。もしくは細く」という風に伝えています。

例えば壁と天井との関係。

広島の建築設計事務所 かんくう建築デザインの斜め天井和室は典型的なパターンですが、壁と天井とのコーナーに木を取り付けることが多いです。

そうすると施工的には楽できれいに見えるのですが、どうもスッキリと見えません。

そこで最近は天井の木と木が繋がる所に出来る凹みも気にすることなく、スッキリと見せることを第一に考えています。

広島の建築設計事務所 かんくう建築デザインの出隅斜め天井と壁との関係も、上から降りてきた壁と天井との関係もそうです。

上から降りてくる白い壁と天井の板とがぶつかる所は、一般的に見切りといわれる木材を一つ噛ますのですが、それも無しにしています。

そうすると、天井に張った木と木が繋がる所がそのまま見えてしまうので、

広島の建築設計事務所 かんくう建築デザインのフローリング切りっぱなし最初の頃は大工さんから「ほんまにええん?」とよく聞かれていました。

大工さん的には木をカットした小口を見せるのを嫌がります。

小口を見せない、というのが大工さんが昔から植え付けられている美的感覚なので、私の意図を伝えるために設計図にはわざわざ「切りっぱなし」という文字で注意書きしています。

広島の建築設計事務所 かんくう建築デザイン「切りっぱなし」のスッキリ感に目覚めたのは3,4年前でしょうか。

吹き抜けに面する床フローリングと下から上がってくる壁との出隅に、見切り材を取り付けずに切りっぱなしにしたのが始まりです。

お客さん的にはあまり気にならないところですが、設計者は妙なところにこだわる傾向があるようです。


かんくう建築デザイン
「お客様に心から喜んでいただける家をつくりたい」と願う
広島の建築設計事務所です

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