2026年記事一覧
衣食住
広島の建築設計事務所「かんくう建築デザイン」のブログをご覧いただき、ありがとうございます。
AIによると衣食住とは「人間が生活していく上で欠かせない「衣服」「食事」「住まい(住居)」の3つの要素、またはそれらを含めた「暮らし」全般を指す言葉」とあります。
あまりに的確で、感心してしまいます。
ところでこの3つの要素どれも大切ですが、年齢によって重きを置く内容が変わってきている気がします。
私の場合ですが、10、20代前半までは圧倒的に「衣」。
20代後半から40代までは、なんとなくですが、衣・食・住=4・4・2という感覚。
そんな感じでしたが現在は衣・食・住=1・4・5のような気がします。
振り返ると、若い頃「衣」が大切だったのは、かっこよく見せたい、もてたい、など見た目重視の年代だった事。
それ以降は健康にも気を付けなければ、という事で「食」も重視してきました。
私自身40代までは設計者でありながら、あまり「住」に重きを置いていなかったのですが、今は圧倒的に「住」に重きを置いています。
これはおよそ25年前に中古の家を購入し、7年前に建て替えた経験から言えます。
築25年で購入した中古の家はそれなりで、断熱材も薄くガラスもシングルガラス。
当たり前ですが、今一般的に建てられている家の性能と比べると、圧倒的に低い。
そこで子供が巣立ったのを機に、かんくうの標準性能で自分の家を建て替えた所、「住」の大切さを身に染みて分かりました。
「住」を整えると、睡眠の質など健康面が向上し、精神的にもゆったりとしてきます。
また「食」もキッチン等の使い勝手の向上や、肉体的にも健康であるがゆえに食も進みます。
結論として、まずは「住」を整える事が大切で、そこから「食」「衣」へと波及し、肉体的な健康だけでなく精神的な健康にも繋がる気がします。
3要素の中で一番軽視しそうな「住」を変えてみてください。
想像以上の効果をもたらしてくれますよ。
一年ぶりの映画館
広島の建築設計事務所「かんくう建築デザイン」のブログをご覧いただき、ありがとうございます。
昨日は久しぶりに緑井の映画館へ行き、「キングダム 魂の決戦」を見てきました。
10年以上前、高校生だった息子が単行本にはまったのが始まりです。
もう壮大で面白すぎて何度も読み返し、NHKでアニメになった時も欠かさず録画をして視聴し、もちろん映画も皆勤賞です。
漫画の単行本、TVアニメ、そして実写化、どれをとっても素晴らしく、実写化にしても違和感が全くないのが素晴らしいです。
この度の映画では函谷関の戦いを描いていますが、「あの戦いを2時間少しで映画化したの?どれだけ端折ったの?」と思っていましたが、やっぱり描かれていたのは戦い初日のみ。
そう考えると、この函谷関の戦いだけで、何作続くのでしょう。
1年に1本しか製作出来ないとの事なので、この戦い一番の山場まで3年後?4年後?というスパンのような気がします。
出来る限り何作も続けてもらいたいものです。
工事仕様書4-1
広島の建築設計事務所「かんくう建築デザイン」のブログをご覧いただき、ありがとうございます。
フラット35の工事仕様書について、いよいよ木工事に入りました。
4.木工事
木工事の項目ですが、大きく5つに分かれています。
この度のブログでは、まず2つ紹介します。
1.材料
基本的にJAS製材もしくは同等材を使用する事が規定されています。
造作材などJAS製材ではない木材も多いのですが、構造材はJAS製材を使用する事が多いですね。
なお無垢材だけでなく、集成材やLVL、CLTなど、強度が高いものもあり、私も柱や梁などに使用する事が多くなりました。
またこの章では釘についても書かれています。
実は釘も適材適所で使用する事が定められており、固定する材料による違いや耐久性、強度などを考慮して使い分けていきます。
2.指定寸法・仕上げ・養生
現在の設計や現場では、この章はあまり関係ないのですが、「ひき立て寸法」と「仕上がり寸法」について書かれています。
昔は荒材を現場でカンナ等で削る工程や、乾燥時に寸法が変わってしまう事があったそうです。
そのため「ひき立て寸法」とは出荷時の寸法を示し、「仕上がり寸法」は最終寸法を表しますが、現在では工場で乾燥から加工まで一貫して行う時代なので、図面に記載する寸法は、全て「仕上がり寸法」で記載するようになっています。
公共工事の仕様書でもこのような記載があるのですが、もうそろそろ記載しなくてもいいんじゃない?という感じです。
天井の下地を軽量鉄骨に
広島の建築設計事務所「かんくう建築デザイン」のブログをご覧いただき、ありがとうございます。
安佐南区山本で工事中の多目的施設(地域に愛されるコミュニティスペース)ですが、この度初めて天井の下地を軽量鉄骨にしてみました。
ちなみに数年前から、採用している建設会社が増えてきている事を耳にしていたのですが、私自身はやったことがありません。

そこで施工業者と話し合い、この度は室内を仕切る壁も少ないことからやってみましたが、感想は「いいですねぇ」。
まず、工事が早い。
天井の下地を吊る「吊り木」と言われる材料を一般的な木材で施工する場合、0.91mごと必要です。
しかも野縁受けも必要となりますが、軽量鉄骨の場合、「吊り木」は1.82mごと。
これは、非常に手間が減ります。
そしてなにより、「吊り木」や「野縁受け」が少なくなるので、天井の断熱材の施工性も良く隙間が少なくなりました。
余り壁のない建物では、とてもいい工法ですね。
次回も機会があれば、積極的に採用していこうと思っています。
最後に一般的な木製の天井下地です。
問題発生
広島の建築設計事務所「かんくう建築デザイン」のブログをご覧いただき、ありがとうございます。
今日、梅雨が明けたそうです。
今年は昨年と違い、しっかりと雨も降り、梅雨らしい梅雨でした。
さて我が家のプランターはと言いますと、いろいろと問題発生です。
ネギはアブラムシにたかられ、カボチャやキュウリなどのツル系はうどん粉病にやられ、ナスはハダニにやられ。
その都度なんとか対処しているものの、今年の収穫は思ったようにいかないかもしれません。
そしてなぜか、トウモロコシの雄花が「早すぎるじゃろう」という時期に咲いて花粉を飛ばし、今やっと雌花が出てきた状態。
これで花粉がつくのかどうか・・・・・。
そんな感じのプランター野菜ですが、いい意味で昨年との違いを見せつけたのは、トマト。
大玉、中玉、ミニともに、豊作状態です。
昨年は全くでしたが・・・・、不思議なもんです。
梅雨も明けて日差しが厳しくなるこの時期、これからどんどん我が家の食卓を彩ってくれることを期待してやみません。
梅雨時期の読書
広島の建築設計事務所「かんくう建築デザイン」のブログをご覧いただき、ありがとうございます。
久しぶりに深く考えさせられる本でしたので、数行戻っては読み返し、の連続でしたが、ようやく読みえ終えました。

社会の法律や仕組み、価値観は、大多数の意見を集約したものではありますが、そこからはみ出ている人、違和感を覚えている人が抱えている生き辛さを書いた小説です。
ある人が水道蛇口の水栓を盗む場面があります。
私たちは金属窃盗と思いがちですが、実は水道から勢いよく出てくる水に興奮する人。
万引きも、生活が苦しいのかな、と思いきや、スリルを味わうために万引きする人。
どちらも基本的に病気ですが、それを「変な人」や「キチガイ」などと言って、敬遠する社会。
そんな内容の本ですが、本当に深い内容でした。
様々な事への見方が変わりそうです。
工事仕様書3-2
広島の建築設計事務所「かんくう建築デザイン」のブログをご覧いただき、ありがとうございます。
・また床下換気口についても書かれていますが、以前の建物は基礎に穴を開ける形状の換気口がほとんどでした。
ですが今では土台下に通気パッキンという部材を設けて、通気量を確保する事がほとんどです。
やっぱり地震などの時、基礎に穴を開ける換気口だと、そこから斜めにキレツが入りやすいので、今ではほとんど見られなくなりました。
・床下の防湿ですが、住宅金融支援機構ではベタ基礎であればそれが地面からの湿気を防ぐことになるので、防湿フィルムは必要ない、となっていますが、かんくう建築デザインでは、ベタ基礎の下にフィルムを敷くようにしています。
特に高価なものではないので、やっておいた方がいいですね。
工事仕様書3-1
広島の建築設計事務所「かんくう建築デザイン」のブログをご覧いただき、ありがとうございます。
私共が基本としている「フラット35木造工事仕様書」の続きです。
3.基礎工事-1
コンクリート基礎工事について書かれている項目です。
まずは基礎の種類である「布基礎」「ベタ基礎」について書かれており、それぞれの守るべき基準が記載されています。
ちなみに現在のほとんどがベタ基礎で、外壁周りは地中梁形状の根入れを取る場合が多いですが、近年、外周部に根入れのない基礎が出てきました。
特に問題はないとは思いますが、私自身は外周部に地震に耐える耐力壁を配置する事が多いので、地震力を地面にしっかりと伝えるため、オーソドックスな根入れ(地中梁の役割)を設けるようにしています。
ちなみに建築基準法では基礎の立ち上がり高さは30cm以上となっていますが、住宅金融支援機構フラット35の基準では40cm以上となっています。
かんくう建築デザインでは、住宅金融支援機構の基準にならっているので、いつも40cm以上確保するようにしています。
これはシロアリや湿気対策だけでなく、メンテナンス等で床下に入る必要が出た場合、ある程度床下の空間が無いと入ることが出来ないので。
・その他注意すべき点はコンクリート強度。
「呼び強度は24N/mm2以上、スランプは18cmとする」と書いています。
この辺りはコンクリートの発注に関わる事ですので、その都度、季節や気温を考慮して、発注してもらうようにしていますが、かんくう建築デザインでは、呼び強度は27N/mm2、スランプは18cmで発注する事が多いです。
ラッキョ
一番よく使用するグラスウール
広島の建築設計事務所「かんくう建築デザイン」のブログをご覧いただき、ありがとうございます。
昨日現場に行ってきた「三原の家」の様子です。
現在、外壁面に断熱材を施工しているのですが、この度採用したのはグラスウール。
ここ数年、一番採用している断熱材です。
ちなみにこれまで、様々な断熱材を採用してきました。
ロックウールやセルロースファイバー、ウールブレス、ウレタン吹付、ウレタンボード、フェノールフォーム、などなど。
いろいろ使用してみた結果、それぞれにメリット・デメリットがある事に気付かされます。
隙間なく断熱材を施工する事は出来るが、将来想定されるリフォームの時には、ちょっと厄介な素材や、太陽光の配線時のスリーブ等断熱材に穴を開ける必要があるとき、断熱材の粘りが強くてドリルが動かなくなってしまうもの、などなど。
いろいろ試した結果、50年・100年住み続ける家において、将来の様々な状況に対応出来、価格も性能もそこそこ、という事で、ここ数年はグラスウールをメインに使用しています。
ちなみに昨年度からは省エネ住宅が必須となりました。
最低限、断熱4等級、一次消費4等級をクリアしなくてはいけないのですが、私は断熱5等級、一次消費6等級を標準としていますので、いつも計算をして基準をクリアするようにしています。
そのためには、アルミサッシ等の性能だけでなく、断熱材の性能や厚みも計算して、最終的に家全体の省エネ等級を出すようにしているのですが、重要なのはもちろん現場。
気密テープや一部ウレタンフォームを吹き付けて、出来る限り隙間を無くす事がとても重要になってきます。
一番時間のかかる地味な作業ですが、丁寧に作業をしてもらっています。



























