2021年4月の記事一覧
SDGs~広島の建築設計ブログ~
最近よく聞く「SDGs」。
国連が決めた17の目標ですが、仕事では7番の「エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」というのが当てはまる気がします。
そしてプライベートでは14と15番の「海の豊かさを守ろう」「陸の豊かさも守ろう」というのが一番気になる所です。
子供のころから、海や山など自然が大好きだった私。
遊ぶのは自然の中が多く、今でも海や山によく行っています。
釣りに行くたびに感じるのですが、最近海の変化がとても激しいんです。
釣れる魚も昔とは違ってきていて、明らかに暖かい所の魚が増えてきています。
その代表格はイソベラ。色合いから言って南方系の魚です。
そのイソベラですが、子供の頃はベラと言えば細長いギザミであり、少し丸みを帯びたイソベラは、全く見ることはありませんでした。
山では鹿や猿、そしてイノシシが普通に出没するようになりました。
この八木近辺でも鹿の鳴き声は普通に聞きますし、散歩の時にも糞をよく見ます。
今後SDGsを合言葉に、大きな変化が訪れるような気がします。
断熱等性能等級4~広島の建築設計ブログ
広島の建築設計事務所「かんくう建築デザイン」のブログをご覧いただき、ありがとうございます。
グリーン化住宅ポイント制度が4月からようやく動き始めました。
さっそく「小谷の家」と「みくまりの家」の申請をしてきましたが、審査機関によると一気に認定申請が行われているとの事で、少し時間がかかりそうです。
ちなみに認定を受けるには、「断熱等性能等級4かつ一次エネルギー消費量等級4以上の住宅」という性能が必要となり、これはフラット35Sの金利Bタイプに該当します。
私の事務所では一次エネルギー消費量等級5という、より高性能の金利Aタイプを基準としていますのであまり気にしていませんでしたが、「断熱等性能等級4」というのが曲者です。
金利Aタイプは、性能的にはより省エネルギーの家になるのですが、金利Bタイプで求められる「断熱等性能等級4」という内容は金利Aでは求められていません。
とてもややこしくて、私も最初は理解できなかったのですが、結論から言いうと、どうやらAタイプだと、別途「断熱等性能等級4」を取得しなくてはならない訳です。
ちなみに「断熱等性能等級4」で求められるのは、壁や天井内での結露防止性能です。
普段やっている事なので申請さえすれば通るのですが、理解するのにちょっと時間がかかってしまいました。
外壁と基礎の色検討~広島の建築設計ブログ~
ウチワエビ~広島の建築設計ブログ~
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お目当てはリニューアルされた「お魚センター」です。
以前は干物などを目当てに、ちょくちょく行っていたのですが、コロナの影響もあり、超久しぶり。
トイレもきれいになっていて、リニューアル感がとてもよかったです。
この時期はまだ冬に美味しい魚介類が売っています。
その中で目を引いたのがウチワエビ。
私の大好物です。
瀬戸内海にはいないのであまり馴染みは無いのですが、浜田でもう20年近く前に食べて以来、見つけるたびに買って帰る習慣が出来てしまいました。
ちなみに私がこれまで食べたエビの中で一番なんです。
その日の夜は2匹ともまずは茹でて中身を食べ、そして食べた後の殻はグリルで焼いて香ばしさを出し、鍋の熱湯の中に入れて出汁を取るまでしました。
中身も濃厚でおいしいのですが、この出汁で取った味噌汁も絶品なんです。
エビの香り満載のお味噌汁。
最高ですね。
小谷の家の様子~広島の建築設計ブログ~
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今日は「小谷の家」の関係で急傾斜地関連の工事完了届を県に提出をし、その足で現場に行ってきました。
現在内部はクロスを貼り終わり、照明器具やトイレなど設備類の取付工事に入っています。
そして外周りは基礎部分の塗装中です。
数年前まではコンクリート基礎の上にモルタルを塗る仕様にしていましたが、雨の跳ね返りで汚れるため、塗装をすることにしました。
塗装すると水を弾いてくれますので、特に家の周囲が土の場合、塗装するのとしないのとでは汚れが全く違ってきます。
こんな感じで5月中旬お引き渡しに向けて、着々と進んでいます。
堆肥BOX製作~広島の建築設計ブログ~
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日曜日は小雨の降る中、午前中だけですが安佐北区の小河内に行き、肥料を作るBOXを製作してきました。
ネットで調べてみると、どうやら積んで腐らしただけではダメで、一定期間ごとにかき混ぜる必要があるという事です。
そこで考えたのが、3段積みのコンポスト。
1番下の中に肥料となるものを入れて、一杯になると2段目を積んで、そして3段目という感じでやっていきます。
そしてかき混ぜる時は、上の段を横に置き、元々上に積んであったものを今度は下に入れ、上下を反転させることでかき混ぜる仕様にしています。
これもネットで見つけたのですが、ホント私たち素人にとっては、とてもいい先生です。
「三入南の家」の1年目点検~広島の建築設計ブログ~
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土曜日、1年前に建てさせて頂いた「三入南の家」の1年目点検に行ってきました。
設計図面ではウッドデッキを設置する場所に「お施主様施工」と書いていましたので、当然完成お引き渡しをする時にはありません。
それから1年。
訪れてみると8割がた完成し、ハンモックもかけられ、子供たちも楽しそうに遊んでいました。
ちなみに部屋の床と同じ高さにされているので、家の中から見ると部屋の広がりが、より感じられる気がします。
「まだまだあれをしなくては!あれもしたい!」など夢をお聞きしていると、生活を楽しんでいる感がとても伝わってきました。
判断の難しさ
昨年お引き渡しをした家の件ですが、とても考えさせられる事がありました。
もともと物干し場としてウッドデッキがあり、その横には庭に出るためのコンクリートのステップがありました。
そのステップで高齢のお母さまが足を踏み外して転倒されたという事で、物干し場のウッドデッキをリビングまで延長することになりました。
ウッドデッキをどこまで延長するか、また手摺はどうするか、庭に出ることの出来るステップは無しにするのか?
なかなか難しい判断ですので、息子さんとケアマネージャーさん、そして私とで打ち合わせました。
お母さんには庭に出て草花を眺めたりして欲しい、お母さんも庭に出たい。
しかし出るためにはステップが必要になり、その分転倒の危険性があります。
話し合った結果、全てをウッドデッキにして手摺を設け、庭に出るためのステップは無しとなりました。
リビングから自由に一人で庭に出て、草花をいじる事が難しくなったお母さん。
自由に庭に出る楽しみを優先した場合、万が一転倒し骨折でもしたら、それこそ寝たきりになってしまいます。
その事を心配して、お母さんの安全を第一に考える息子さんとケアマネージャーさん。
どれも正しいと思います。
だからこそ判断が難しい・・・。