2021年12月の記事一覧
2021年~広島の建築設計ブログ~
広島の建築設計事務所「かんくう建築デザイン」のブログをご覧いただき、ありがとうございます。
今年も残り2日となり、先ほど竹原にお墓参りに行ってまいりました。
コロナウイルスが猛威を振るう年でしたが、特に何事もなく過ごせたことをありがたく思っています。
さて来年ですが、大きな出来事が2つあります。
1つは大阪に住んでいる長女の結婚。
今年はコロナが落ち着いた時期を見計らいながらお相手の方やご両親とお会いし、3月に結婚という運びとなりました。
そしてもう1つ。
4月1日で「かんくう建築デザイン」も20歳を迎えます。
開業当初は20年先は夢のまた夢で考える事すらしませんでしたが、目の前の事を一生懸命やっているうちに20年という歳月が、いつのまにか流れたという感じです。
来年はそんな記念すべき年。
これまで通り何も変わりませんが、来年もよろしくお願いいたします。
今年の現場終了~広島の建築設計ブログ~
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「安東の家」の工事も、明日が今年の最終工事日。
現場では外壁のサイディング張りや内部のフローリングも張り終わり、壁と天井の工事に移っています。
なお明日には午後からお客さんとクロス等内装関係の打ち合わせを予定しており、それで私自身の今年の 仕事も終了です。
今年は新築、リフォーム合わせて6件お引き渡しをさせて頂き、けっこう忙しい一年となりました。
来年はプライベートでビッグイベントが控えていますので、それなりに忙しい年になりそうですが、健康には気を付けながら、頑張っていきたいと思います。
優しい家4~広島の建築設計ブログ~
広島の建築設計事務所「かんくう建築デザイン」のブログをご覧いただき、ありがとうございます。
優しい家4という事で、今回はトイレ編です。
重視する所は、万が一将来介助者が必要になった時、その介助者のスペースを取ることが出来るようにする事。
それにはやっぱり引き戸ですね。
トイレ自体の広さを壁の芯々で182cm×136cm以上確保出来ない場合は、とても有効な方法です。
イメージすると、引き戸を開けたスペースそのものが、介助者がサポートできるスペースという事になります。
しかしなんにでもデメリットはあるもので、開き戸に比べて引き戸の方が遮音性に劣ってしまいますが、家族で住むのが前提なので、将来対応の方を重視するように設計をしています。
またトイレの設備関係ですが、新築時に手摺を付けることもありますし、将来取り付けることが出来るようにする場合もあります。
また手摺に代わるものとして有効なのがカウンター。
もちろんしっかりと体重を支えてくれることが前提ですが、手洗いを置くこともできますし、ちょっとした観賞用植物を置いたりと、トイレに彩を与えてくれるカウンターとしても役立ってくれます。
その他、間取りによって出来たり出来なかったりしますが、お客さんの年齢によってはトイレ⇔洗面脱衣⇔浴室という並びを意識します。
普段はトイレは独立していますが、いざという時、トイレから洗面脱衣室に直に入ることが出来るように扉を設けておく設計。
こちらも将来的な事ですが、トイレで失敗した時、すぐに浴室で洗い流すことが出来るようにするための配慮です。
こんな感じで、その時その時で試行錯誤を繰り返しながら考えています。