2021年11月の記事一覧
棟上~広島の建築設計ブログ~
広島の建築設計事務所「かんくう建築デザイン」のブログをご覧いただき、ありがとうございます。
八時半スタートの予定でしたが、小雨が降り九時スタートに変更し、まずはいつもの儀式からスタートです。
その儀式とは、家の四隅に盛り塩とイリコを置き、その上から地鎮祭の時にお供えした清酒を少し垂らすというもの。
全国共通の儀式なのか、地方によって違うのかは良く分かりませんが、もしかするとイリコというからには、瀬戸内もしくは広島の風習なのかもしれませんね。
そんな儀式を終えて、いよいよ棟上げ開始!
昼には大工さん9人とお施主さんを交えて昼食をともにして、棟上げが終わったのは午後5時ごろ。
当初は棟上げが終わった時、家の中心あたりの屋根裏に、地鎮祭の時の棟札を掲げるのですが、辺りはもう真っ暗。
ということで、棟札を取り付けるのは、後日となりました。
ほとんどの方が一生に一度の家造り。
だんだん無くなりつつある風習というか儀式は、思い出としても残していきたいものだと思っています。
中央森林公園~広島の建築設計ブログ~
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日曜日は久しぶりにサイクリングに行ってきました。
場所は広島空港のそばの中央森林公園。
ユーチューブで見た所、ファミリーコース以外に健脚コースというのがあり、レースも行われるロードです。
長さは12.3kmでアップダウンもそこそこあるとの事。
しかしロードから見た景色は絶景で、所々にベンチなどがある事が分かり、弁当片手に行ってみることにしました。
こういう自転車、前輪を簡単に外すことが出来るんです。
数年前に自転車を買ったとき、簡単にバラバラに出来ることに驚きました。
そしていざ健脚コースへ。
ちなみにユーチューブでは走っている様子の動画があったので途中までは見ていたのですが、飽きて後半は見ていませんでした。
後半にこんな上り坂があるとは。
前半はアップダウンはあるものの、けっこう下り坂が多く超快適です。
しかも見晴らしがとてもよく、気分的にサイクリングという感じです。
しかし結局のところ、出発地点に戻ってくるわけで、下りが多ければその分登りもあるという事。
嫌な予感が的中し、後半のほとんどは登り。
もう苦行以外何ものでもありません。
レースの時は、こんな上り坂をぐいぐい登っていく体力に驚かされました。
一周終わるころには太ももガクガク状態。
そんな日曜日でしたが、汗をかいた後、紅葉を眺めながらのソフトクリーム、最高でした。
紅葉巡り弾丸ツアー~広島の建築設計ブログ~
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土曜日、紅葉を見に、勝手に弾丸ツアー的なめぐり方をしてきました。
午後1時半、五日市での用事を済ませると、すぐさま吉和のもみの木森林公園へ。
吉和はもう紅葉も終盤に差し掛かったような状態。
1週間前だったらとても見ごたえのある状態だったのになぁ、と思ってしまいました。
もみの木森林公園では、少し歩く程度で次は筒賀の大銀杏へ。
こちらは見事でした。
樹齢1100年の大銀杏。
葉っぱが黄色に色付いているだけでなく、地面は黄色い絨毯。
しかも夕方に差し掛かっていたこともあり、西からの木漏れ日が地面に陰影を出して、それは奇麗でした。
さて次は深入山へ。
もう薄暗くなっていることもあって山登りはせず、山裾のセラピーロードを半分ほど散策した程度でやめました。
次回来た時は深入山に登るぞ!と思いながら最後は温井ダムに向けてGO!
ちなみに辺りは真っ暗です。
行って初めて知ったのですが、道路沿いに温井リゾートという看板があり、グランピング施設が。
なんかグランピングとはいえ、高級感が漂い、また照明が華やかで、道路から目を引く施設になっていました。
そんな感じでバタバタと過ごした土曜日の午後でしたが、しっかりと季節の移り変わりを感じてきました。
サツマイモ掘り~広島の建築設計ブログ~
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7年ほど前から、空き家対策で携わっている安佐北区の小河内に、久しぶりに行ってきました。
ちなみに小河内での起爆剤となるテーマは「素人が楽しむ畑仕事」。
稲刈りをしてからしばらく行けなかったので、およそ1か月ぶりでしょうか。
この日はサツマイモとエアーポテト、菊芋、鷹の爪を収穫しました。
当初サツマイモは不作と聞いていたのですが、いやいやこれまでにないくらいの豊作で、大小様々なのが、たくさん収穫できました。
その反面、エアーポテトは少し不作気味。
こちらは来年用の種芋として保存しておく予定です。
菊芋は初めてなので、多いのかどうかは分かりません。
そんな感じで、秋の爽やかな風が吹き渡る中、楽しんできました。
次回は玉ねぎとニンニクを植える予定。
こちらも収穫が楽しみです。
優しい家3~広島の建築設計ブログ~
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今回は玄関框のお話です。
木造住宅では一般的に地面から基礎を40cm立ち上げるため、1階の床と外部の地面とはどうしても60cm近く段差が出来てしまいます。
それと日本人は靴を脱いで家に上がる生活のため、砂や泥が家に入らないように、多少なりとも段差を設けるのが一般的です。
結果的に外の地面と1階床とでは、階段で考えると3段ないし4段の段差が付いてしまいます。
ちなみに私は一段を15cm程度に抑えているため、4段ほど設けています。
外部は階段やスロープで対応するとして、玄関の段差はどうするのか。
これは状況によって変えています。
車いす対応として簡易型スロープを設けたり、垂直に上がる電動昇降機を設けたりしています。
その他、ご高齢の方や将来対応として、ベンチを設ける事も多いです。
役割は腰掛けて靴ひもを結んだり、体の向きを変えるのを楽にしたり。
そのベンチも無垢の1枚板で作ったり、ベンチを箱型にして靴をメンテする道具を入れることが出来るようにしたりと、いろいろと工夫することが出来ます。
またベンチだけでなく、手摺も丸い手摺ではなく、カウンターにして飾り棚を兼ねたり。
工夫次第でいろいろ出来るのも玄関の面白さですね。